マルジェラ 定番品(Icons)
現行品でも買える定番品です。
どれも名作と言えるものばかりで、迷ったらとりあえずこれを買っておけば間違いない物ばかりです。
ハの字(八の字・5zip riders)ライダース

マルジェラのメンズといえばまず最初にこれが思い浮かぶという方も多いのではないでしょうか。
デザイン性もさることながら、近年の中古相場の高騰ぶりから資産としての価値も◎
まさにキングオブライダースジャケットと言っても過言ではないでしょう。
ハの字ライダースの解説記事はこちら
ノーカラージャケット

ガリアーノ体制になってからリリースされたプロダクトです、まだまだプロダクトとしての歴は深くはない物の、そのデザイン性の高さから、ファッショニスタを虜にさせました。
今や、マルジェラの定番アイテムとして毎シーズンリリースされアイコン的な存在となりました。
デストロイニット

もとより、こういった朽ちたデザインをすることがあるブランドです。
そのDNAはアンチモードを掲げていたブランドということと、コムでギャルソンのボロルックに影響を受けた側面があります。
こちらのアイテムもガリアーノ体制になり、事実的に復刻 定番化しました。
ドライバーズニット

マルジェラメンズライン発足前のレディースのみの時代から存在するアイテムです。
名前の由来はトラック運転手(ドライバー)が好んで着ていたセーターが由来とされています。
そのため、ポケットが無い簡素なデザイン、座った時に裾がも他付かないようにダブルジップと配慮されています。
身頃とネックの長さが絶妙で、これにインスパイヤされた商品が多く出回っていますが、マルジェラのドライバーズニットを上回るものはそうそうありません。
エルボーパッチ

こちらも定番ですね、別に特別なデザインをしているわけではないのにカッコいい。
誰もが思いつきそうなデザインだが マルジェラ流に昇華していて独特な空気感を感じる。
ハの字ライダースしかりマルジェラの得意技ですね。
枚数 欲しくなるアイテムです。
足袋シリーズ

ブランド設立当初からのあるアイテムです。
こちらは当初レディースのみの展開でしたが、ガリアーノ体制になりメンズラインでも展開されるようになりました。
これは既存のファン(老害マルジェラー)には賛否両論でしたがマルジェラの売り上げを見るとビジネス的には成功でしょう。
売上があがらないとブランド存続の危機にもなりますので、1ファンとして素直に喜ぶべきでしょう。
ジャーマントレーナー

レプリカラインのアイテムです。
レプリカラインとは古着などのオマージュアイテムで、マルジェラの生産背景でによって高いクオリティで再現されます。
リプロダクト品と言われればそれまでの物になってしまうかもしれませんが、
洋服を選ぶ際に、ブランドではなく
服そのもののデザインや本質的な魅力を感じてほしい。
この思想はご存じのとうり、「タグは取り外して服そのものの価値を大切にしてもらいたい」という四つタグにも反映されている考え方です。
いまや、四つタグを全面的に押し出したアイテムばかりで、マルジェラのDNAを感じられるのはレプリカラインです。
グラムスラム

ジョンガリアーノ体制からのアイテム。
恐らく、アーカイブの名作”デュベットコート”からインスピレーションを受けているのだと思います。
5AC

ガリアーノ体制からのアイテム
5acの名前の由来はフランス語でカバンという意味のSAC(サック)から
裏地をガバっと表に出してくるディテールやそこ鋲のディテールがひとつひとつ違うということから「違和感」というのをテーマにデザインされたバッグではないでしょうか。
実際に” SAC ”という自体を崩し、” 5ac ”とされていることからもうかがえます。
白ペンキシリーズ
マルジェラと言えば白ペンキ。
マルジェラと” 白 ” そして 数字の” 9 ”との関係性は深い、
設立者のマルタンは非常に数字へのこだわりがつよい人物で、” 9 ”が彼のラッキーナンバーである。
そのため、フランスでマルジェラを展開する会社はフランス語で数字の” 9 ”を意味する「neuf(ヌフ)」と名付けられた。
それに準じて日本の合併会社は「ここのえ株式会社」漢字で書くと「九重」
九が重なっている=99 百 - 1(一) = 白 となる。
マルジェラは国内定価で買うと非常に高いですが、海外通販サイトを利用すれば、かなりお得に買うことが出来ます。下記リンク集を是非とも活用しましょう。
マルジェラ アーカイブ 名作
過去の名作を紹介いたします。
1989SS Trompe L’oeil(トロンプルイユ)
トロンプルイユとはフランス語でだまし絵との意味で、マルジェラ初期から用いられる手法の一つである。
Tシャツに、シャツの襟の柄が入ったものなど初期以外にも度々リリースされる。
種類は様々だが、上記のタトゥーの初期の物が最も評価が高く、高値で取引される。
1994AW Dolls(ドール)

ドール期は人形の服を、人が着れるくらいにサイズアップしたもの
単純に大きくしただけではなく、ボタンや襟などの大きさのバランスも再現されている。
また、本来人形の服というのは子供でも容易に脱ぎ着せできるようにボタンはスナップボタンにされているなどのディテールも再現されている。
1997SS Flat Garment(フラットガーメント)
その名の通り平面です。
これは単純に服をペタンコにしているだけじゃこのようになりません。
ハンガーに吊るしたときにこうなるように、パターンが描かれています。
これは工場から納品されてすぐの服をみてインスパイアされたとのこと。
1999AW Duvet Coat(デュベットコート)
マルジェラのレディースラインの代表的な服かと思います。
デュベットとはもちろん見た目からわかるようにフランス語で布団という意味です。
なかなか世に出回らず、非常に高値で取引されています。
2000AW Oversized(オーバーサイズ)
当時でこそ、物珍しかったかもしれませんが、現在だとオーバーサイズというのがトレンドにもなっていますので比較的敷居が低く、現在のスタイルにも取り入れやすいのが特徴です。
現ヴェトモンのデザイナーであるデムナがマルジェラに在籍していたという経歴を持つことから、現在のオーバーサイズトレンドの源流はここじゃないかと、まことしやかにささやかれています。
Painted(ペイント)
上記でも軽く説明させてもらいましたが、白ペンキはマルジェラの十八番です。
現行のものと比べた時に何が違うかというと、剥がれやすさです。
現行品の物ははがれにくいように配慮されていますが、当時のマルジェラの白ペンキシリーズは本当にペンキを塗っただけで、着用するたび、ドンドン ドンドン剥がれていきます。
そこまで考えられていなかったわけではなく、これは意図して行われたものではないかと推測しています。使用するたびに朽ちていく、滅びの美学がここには詰まっています。
Inside Out(インサイドアウト)
読んで字のごとく、裏返したデザインとなっています。
しかし、単純に裏返すだけではなく、ポケットやフロントのボタンは不便が無いように表に付くように設計されています。
これも、白ペンキ同様、マルジェラの得意技で現行品でも度々この技法が用いられたアイテムが発売されますので気になる方は要チェックです。
2012AW フレイム(ファイヤー)Tシャツ

2012年のオリジナルのものと、復刻版の2015年の2パターンがあります。
復刻版には四つタグのしたにRE-EDITIONのタグが付いてるのでわかりやすいですが、オリジナルに拘りのある方は注意です。
マルジェラはどこで買えばいいのか?
「ハの字ライダース」と明記しておりますが、見るサイトはハの字ライダースもそのほかのアーカイブも同じです。
簡易的なリンク集ですのでブックマークをしておくと便利だと思います。
良いサイト見つけ次第順次更新していきます。
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